2016年01月13日

ウィーンのシェーンブルン宮殿☆ ウィーン旅行記Part10

長野で活動しているゴスペルグループ Thursday Colors です。
<♪< HP: http://www.h7.dion.ne.jp/~s8y_u8s/  >♪>




カフェ・ザッハーで優雅な朝食を食べたあとは、
オペラ座から地下鉄に乗って、
シェーンブルン宮殿に向かいます!


ハプスブルク家という、ドイツ系の貴族の家系が、
中世の血縁制度を利用した政略結婚により広大な領土を獲得し、
南ドイツを代表する大貴族に成長し、
中世から20世紀初頭まで、600年以上の間、
中部ヨーロッパで強大な勢力を誇っていました。

そのハプスブルク家が夏の間、離宮として使っていたのが、
このシェーンブルン宮殿です。

ユネスコの世界遺産に登録されています。


皇后エリザベートの長女として誕生し、
オーストリア系ハプスブルグ家最後の君主であり、
実質的な「女帝」として知られるマリア・テレジアの時代に
建てられました。


エリザベートは、宝塚などのミュージカルにも登場しますね。
愛称はシシィです。

エリザベートは、ウィーンで人気の女性で、
絶世の美女と言われていて、
姑や宮廷のしきたりに合わず、
いろんな理由をつけては、ウィーンを出て、
近隣の国々に旅行に出掛けていたそうです。

身長172cmと背が高く、ウエスト50cmで
体重は50kgという驚異の体形の持ち主でした。

見た目にとても気を使い、過酷なダイエットや美容方法で
晩年までその体型を維持していたそうです。


その子供、マリア・テレジアは、エリザベートの美貌を受け継ぎ、
5男11女の16人もの子供を産んだそうです。

その子供の一人、あの有名なマリー・アントワネットが
シェーンブルン宮殿に滞在している時、
6歳のモーツァルトが招待され、演奏したそうです。

この時、宮殿内で転んだモーツァルトを
マリー・アントワネットが助け起こしたところ、
モーツァルトが「僕と結婚して」とプロポーズした、
という伝説があるそうです。


行く前に調べておけば、また違った目で
宮殿を見られましたが、
これを調べたのは、帰ってからです。。笑



オペラ座の前から地下に潜って、
地下街を歩いて、地下鉄U4に乗っていきます。

予め、どの路線で、どこ行きに乗ればいいか
調べておけば、スムーズに移動できますね♪

駅もわかりやすく、表示してあるので、
ウィーンは一人旅にも、初めての旅にも優しいというのがわかります☆


地下鉄もそうですが、施設内はどこも温かくて、
冬のヨーロッパは寒いというイメージがあったので、
防寒グッズをいろいろ揃えたのですが、
ほとんど使いませんでした。笑

ヒートテックや、レッグウォーマー、
フリース、カイロなど、
全く使わなかったですね~!

幸い、旅行中は、雨も雪も降らない天候で、
最高7℃、最低2℃くらいの気温だったので、
氷点下にならなければ、そんなに寒くなさそうです♪

人が多いところは活気で温かいし、
マーケットなどで、夜、外にいてもそんなに寒さは感じませんでした。


こちらは地下鉄内。
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日本の電車と違って、シートは固めです。

電車の外観。
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オペラ座から10分ほどで、シェーンブルン宮殿の駅に到着!
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壁も雰囲気があります。

駅を出たら、人が歩いて行く方向についていきます♪

駅を出て、道路を渡ったらすぐに、
マリアテレジアイエローの壁が続きます。
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壁にそって、ずっと歩いていきます。
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宮殿入口に到着!
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門も立派で素敵です☆
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宮殿、ドーン!!
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わー!これがシェーンブルン宮殿。。。


門を入ってすぐ、左側にある建物でチケットを購入できます。

地下にはトイレが有りますが、
有料のトイレです。

有料なだけあってとても綺麗です。

宮殿内に無料のトイレが有りますが、
こちらは無法地帯な感じです。

入れないほど汚くはないですが。。笑



チケットは、いくつか種類があるのですが、
私が調べたのとは別に、シーズン券みたいなものもありました。

シシィチケットを購入。
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チケットは主に3種類あって、
まず、インペリアルツアーは、
計22部屋を見学できるコースで、10.5ユーロ、所要30~40分です。

グランドツアーは、インペリアルツアーの22部屋に加え、
合計40部屋を見学できるコースで、13.5ユーロ、所要1時間です。

(値段は違うかもしれません。。)

これら2つのチケットは入場時間が指定されてしまい、
混雑する時間だと待たされることもあるそうです。


私が購入したシシィチケットは、
シェーンブルン宮殿のグランドツアーと、
市内中心部にあるホーフブルク王宮の入場券がセットになっていて、
値段は25ユーロです。

公共交通機関の乗車券のウィーンカードを見せると
少し割引になります。


シェーンブルン宮殿のチケットと、
ホーフブルク宮殿のチケットを別々に買うよりも
割引になると書いてあるサイトも有りますが、
割引になっているのかな??

そこは疑問ですが、シシィチケットのメリットは他にもあって、
宮殿へ入場する時の時間指定がなくなります。


チケットを買うにもものすごい並ぶし、
入場にも時間がかかるとあったので、
最初にネットで購入していこうかと思いましたが、

季節や時間帯にもよりますが、
お昼前後は結構混むそうなので、
私たちは、カフェ・ザッハーで朝食を食べてから
早めに向かうことにしたので、
チケットを購入したのが10時くらい。

チケット購入窓口も20人くらいしか並んでなくて、
そんなに待つこともなく購入でき、宮殿内の入場もスムーズにできました♪

朝早めに行けば、そんなに心配しなくても良さそうです♪

初めて行く方で、なかなか来れないからしっかり見たい、
あと、ホーフブルク宮殿にも行くという方は、
シシィチケットの購入をお勧めします♪


チケットを買った私たちは、またまたテンションが上がってきて。。笑

まずは宮殿前の広場を散策します♪
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冬なので、噴水に水がありません。。
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こちらの広場ではクリスマスマーケットも行っています。
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こちらはまた夜に来ます☆


お店は昼間でもちらほらオープンしています。
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広場の真ん中に大きなツリーがあります。
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ツリーの脇には、キリストが生まれた様子を表した
人形たちが並んでいます。
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宮殿を背にしたら、、、
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宮殿の前からまっすぐに道が通っています。

昔はどんな景色だったんでしょうね~。。


宮殿の正面のバルコニーから螺旋階段が降りてきています。
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素敵なドレスを着て、こんな素敵な階段を優雅に降りてみたいですね♪笑


手すりも素敵♪
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電灯も趣があります。
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さて、また浮かれすぎて、写真をパシャパシャ撮っていると、
あれ?どこから入れば・・・?

宮殿入り口が見つからず。。笑


とりあえず、裏手に回ってみます。
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裏手も、素敵なお庭がありますね♪
春や夏だったら、花が咲き誇っているんだろうな~♪


裏から見た宮殿。
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その反対側には!
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遠くに、広いフランス式庭園を挟んで、丘の上にはグロリエッテという
対プロイセン戦の勝利と戦没者の慰霊の為に立てた
ギリシャ建築の記念碑(未完成)があります。

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夏はカフェがオープンしていて、
ウィーンの名物、アップルシュトゥルーデルという
スイーツを作っている様子が見えるそうです。

冬はカフェはやっていないそうです。


宮殿のバルコニーに立ってみます☆
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ここから見える景色!
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春夏なら、きっと花が綺麗に咲いているんだろうな~。。
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丘の方は時間の関係で、今回は断念しました。


また、こちらでは、日本庭園をモチーフにして作られた場所があるそうです。

後に、日本人が観光で訪れた際に、
日本庭園っぽいと気づかれたところから、調査してみると、
日本庭園がある手水鉢と思われる石など見つかり、
日本の庭師が呼ばれて、再現されたりしたそうです。

世界最古の動物園や、迷路もあり、
全部を十分に見て回るには半日くらい掛かりそうです。



正面に回って、入り口がありました!

正面の宮殿に向かって、左側に入り口がありました!

チケットを買ってまっすぐ歩いていけばよかったですね!

入り口で、コートや荷物を預けることが出来ます。
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中は撮影禁止なのですが、
チケットを見せる受付を通って、
トランシーバーのような機械を借りるところで
言語を設定してもらい、
それを耳に当てながら、
部屋ごとについている番号を入力して、
その解説を聞きながら部屋を進んでいきます。


宮殿内に1441の部屋があり、そのうち45の部屋が一般公開されています。

内部はほとんどがロココ調で装飾が施され、
白の壁面は14カラットの金箔を押した装飾で飾られています。

ボヘミア製のクリスタル・ガラスのシャンデリアや、
陶磁器製のタイルで作られた暖房ストーヴも、装飾の設計の一部となっています。

どの部屋も何に使われるかの目的があり、
天井画や、調度品など、上から下までどこを見ても素晴らしい大広間や、
応接室、会議室、食卓、子どもたちの部屋、お風呂、
寝室、トイレ、書庫、仕事をする部屋、などなど

絵画や肖像画が飾られて、それも合わせて、
どの部屋も素晴らしく、
豪華絢爛な部屋がたくさんあって、
オーディオガイドを聞きながら
ハプスブルク家の歴史も紹介してもらえて、
中世のヨーロッパ文化を楽しく見ることが出来ました。

オーディオガイドを聞きながら移動していくので、
ピッタリ一時間くらいのコースになります。

終わりには売店もあり、
いろんなグッズやお菓子を販売しています。

これは、ハプスブルク家のファンになってしまいますね♪

日本の歴史建造物とは全く違った
建物を楽しく見て回ることが出来ました☆


続いては、また地下鉄に乗って、
オペラ座の方に戻ります♪



続く。。。





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Posted by☆Sea☆Sing☆Eat☆Freeat22:09 Comments(0) 旅行
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